資金繰り表は「予測」を作ってこそ意味がある
皆さんのなかには、顧問税理士から毎月試算表と一緒に、実績の資金繰り表が提示されていることもあるのではないでしょうか。 たしかに実績の資金繰り表を見ることで、自社の現預金の主な増減要因は何なのかを知ることは重要なことでしょ…
皆さんのなかには、顧問税理士から毎月試算表と一緒に、実績の資金繰り表が提示されていることもあるのではないでしょうか。 たしかに実績の資金繰り表を見ることで、自社の現預金の主な増減要因は何なのかを知ることは重要なことでしょ…
本日出版される日本実業出版社様発行の企業実務5月号に、「約束手形は2026年を目処に廃止 「でんさいネット」への移行は進むか?」というテーマで寄稿させていただきました。 (連結決算で有名なDIVA設立やキヤノン電子の監査…
IFRS第15号や収益認識基準の導入支援をしている際、比較的多くの会社で重要な論点となるのが「本人と代理人の区分」です。 簡潔に記載すると、本人か代理人かの判定および会計処理は以下のとおりです。 ・財又はサービスのそれぞ…
ちょうど6年前の今日、「先行開示事例から学び取る IFRS導入プロジェクトの実務」(中央経済社)を出版しました。 当時はまだIFRS適用企業は50社前後だったと記憶しています。 2011年に強制適用が見送られ、一時は新聞…
日本公認会計士協会は3月31日、「Q&A 収益認識の基本論点」の追補版を公表しました。 詳細はこちらから。 これまで投稿でも取り上げてきましたように、日本公認会計士協会は2020年7月から10月にかけて、全6回に…
企業会計基準委員会(以下、「ASBJ」という)は3月26日、改正企業会計基準適用指針第30号「収益認識に関する会計基準の適用指針」を公表しました。 詳細はこちらから。 昨年12月27日の投稿にも記載しましたように、収益認…
あの地震が起きたときは、朝から東京駅近くにあるオフィスビルの会議室で仕事をしていた。 午後2時46分。 轟音とともにビルが大きく揺れる。何かに掴まらないと立っていられない。数分にわたる揺れのなかでまず思ったのは、「ついに…
経団連は3月9日、「会社法施行規則及び会社計算規則による株式会社の各種書類のひな型(改訂版)」を公表しました。 詳細はこちらから。 2019年12月の会社法改正に伴い、会社法施行規則等が改正されたこと、「時価の算定に関す…
一昨日の日本経済新聞朝刊に、不正会計が10年で倍増したという記事が掲載されていました。 当該記事の情報元である東京商工リサーチのホームページには、以下の内容が記載されています。 2020年に「不適切な会計・経理(以下、不…
4年ほど前から資金繰り改善を中心とした財務会計のコンサルティングをさせていただいている会社から、一昨日にメールで相談があった。 相談自体はよくあることなので、その日も内容を確認したうえで回答を作成し、メールを送った。 す…