ちょうど半年ほど前に、豊洲にて登壇した資金繰りセミナー。
その際、受講者側の代表者様から「私にとっても本当にあっという間の1時間半でした。みんな長い仕事が終わってから参加していますが、最後まで一人も寝てる人がいなかったセミナーは初めてです。今回で終わりではなく、ぜひ2回目、3回目もお願いします。」というありがたい言葉と感謝をいただきました。
そのときは私もその言葉を嬉しく思う一方、代表者様からのご愛嬌とお世辞だろうなと思っておりました(失礼。。。)。
しかし、どうやら本気だったようで笑、昨日資金繰りセミナーのアンコール開催で再度豊洲にて登壇となりました。
「今回はもっと多くの人に聞いてもらいたいので、さらに人を集めます」との代表者様の言葉どおり、前回の倍ほどの方々に参加していただきました。
今回もセミナーには受講者や主催者の方々のほか、共催である日本政策金融公庫の方々も参加されるということで、前半は資金繰りの大切さから、資金繰り表の作成・運用方法を中心に話し、後半は私が実務でよく経営者から相談を受ける点や融資の話なども交えて解説をしました。
前回は1時間半ということで私としてはやや短く、今回は2時間に枠を拡大していただいたものの、相変わらずセミナー資料から外れて経営戦略やビジネスモデル、時事ネタなどの方向に話が進んでしまうこともあって、あっという間に2時間は終了。
最初は仕事終わりで眠そうな方もいらっしゃいましたが、時間が経つにつれて皆さん食いついて話を聞いたり、メモを必死に取っていただいてる方々もおられ、私も灼熱の気温に負けないくらいの熱さで話をさせていただきました。
会社は売上ゼロでも潰れません。3期連続で赤字でも潰れません。借入金が膨大に積み上がっても潰れません。しかし、資金がゼロになった時点でアウトです。
どうすれば従業員やノウハウの限られる中小企業でも大きな作業負担なく、効率的かつ意味のある資金繰りの管理が行えるのか。金融機関とのあるべき付き合い方や借入金の内容・返済について、どのように考えればよいのか。
上記を含めた資金管理の重要性についてお伝えした内容が、受講者の皆さんの意識を変え、行動を変える一つのきっかけになれば嬉しく思います。
前回に続き、このような貴重な場をご用意くださった関係者の皆さまと、受講者の皆さまに、心から感謝いたします。
そして、今回もいただいた差し入れの海鮮丼、最高でした!