資金繰り改善セミナーに登壇しました!

昨晩は、私が財務会計の窓口相談の専門家を担当している東京商工会議所ビジネスサポートデスクが主催したセミナーに登壇しました。

当初は対面を予定していたものの、やはりこのような状況下ということで、今回は完全WEBセミナーに変更となりました。

何度も言ってますが、早く対面でセミナーできる日が戻ってきてほしいもんです。。。

さて、今回のテーマは資金繰りについて。

コロナ環境下における資金管理の必要性や資金繰り表の作成・運用方法、金融機関との付き合い方などを中心に、これまでの実務経験を交えて話をしました。

最後の質疑応答を含めてあっという間の2時間でしたが、受講生からは「資金繰り表は作っていたものの、運用が不十分だった。今日のセミナーで見るべきポイントが明確になった」「先生が独自にカスタマイズされた資金繰り表のフォーマットが非常に参考になった。早速作り替えてみます。」など感謝感激のお言葉をいただきました。

仕事終わりで疲れもあるなか、ご参加いただきありがとうございました!

最近はコロナの影響が長引いていることもあり、商工会議所の窓口相談対応でも資金繰りに困窮している経営者からの相談が増えている印象があります。

相談件数も、特に昨年秋頃からは毎回満席かそれに近いほどにまで増加しています。

「経営者の一番の使命は、会社の価値を高めて存続させることである」と私は思っていて、現在のような状況下ではこれまでにも増して資金管理の重要性が高まっていると考えています。

資金繰りの改善支援でコンサルティングを行っている顧問先には普段から伝えていますが、「資金管理を行うことで、資金繰りのことを考える時間が減る→その結果、経営者が安心して本業に時間を向けることができる→利益とともに資金が増えて、さらに資金繰りのことを考える時間が減る→生まれた時間を本業に向ける」という良いスパイラルをぜひ回してください。

主催者の皆さま、セミナー準備や当日の対応など今回もありがとうございました。