台風19号により、都心部だけではなく仕事やプライベートで何度も訪れたことのある長野県や宮城県などでも大きな被害が出ているようで、ニュースを見ていて胸が苦しくなる。
今回の台風により被害にあわれた皆様には、心よりお見舞いを申し上げます。
ニュースでは、数十年に一度の猛烈な台風だと言われていたが、近年の地球温暖化に伴い、今後は数年に一度あるいは毎年のように同レベルの台風が日本を直撃する可能性も十分考えられる。
普段我々がどこに住むかを考えるときに、交通の利便性や街の雰囲気、景観、住居の綺麗さ・設備、金銭面などを重視するかもしれない。しかし、電車が止まり、インフラが崩壊し、川が氾濫し、下水が溢れるなどの状況では、これらは意味をなさなくなる。
日本に住むかぎりは、台風や地震といった自然災害を未然に防げるような場所はまずないだろう。
しかし、防災マップを見たり、その地域の災害の歴史や過去の自然災害時の被害状況を事前に調べて危険な地域での居住を避けることで、被害を受ける確率を下げることはできると思う。
自然災害から自分の身を守るためには、過去から学ばなければならない。そして、過去から学んで得た知識を将来に活かさなければならない。