日本公認会計士協会は4月18日、「「会社法計算書類等に関する表示のチェックリスト」の改正について」および「「有価証券報告書に関する表示のチェックリスト」の改正について」を公表しました。
当該資料は、監査事務所が監査時に表示の確認を実施する際の参考にするためにチェックリスト形式でまとめたものであり、従来は監査事務所向けということで会員専用のウェブサイトでの公表となっていました。
今回の改正にあたって、計算書類等や有価証券報告書の作成者側でも利用できるように、一般向けのウェブサイトでの公表となったようです。
作成者側としては、監査する側がどのような視点からチェックを行っているかを理解するという利用方法もあるでしょうし、実際に計算書類等や有価証券報告書を作成する際の指針としても利用できると思います。
3月決算の会社は、これから開示業務が本格化していくタイミングだと思います。
今回の決算から参考にされてみてはいかがでしょうか。
