先日ご案内しました株式会社プロネクサス様主催のIFRSセミナーが、本日から視聴可能となりました。
2部構成で、前半の【開示編】を公認会計士の武田雄治先生、後半の【導入実務編】を私が担当しています。
セミナーの詳細およびお申込みはこちらから。
【導入実務編】では、以下の2点を学んでいただくことをセミナーの目的としています。
1. IFRS導入プロジェクトの全体像を把握する
現行基準とIFRSの違いが把握できても、最終ゴールであるIFRSに基づく有価証券報告書の作成に向けて、どのようにプロジェクトを進めればよいのか分からないという声が非常に多い
→IFRS導入プロジェクトの全体像およびゴールを把握し、ゴールに辿り着くために無駄な作業を省いて必要なタスクや成果物の作成を中心に行うという「ゴール逆算方式」でプロジェクトを進めることを意識する
2. 実務で使える効果的かつ効率的なプロジェクトの進め方を理解する
新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、在宅勤務やテレワークなど従来よりもプロジェクトの進行に制約があるなかで、いかに関係者と円滑なコミュニケーションを図りながら効果的かつ効率的にプロジェクトを進めていくかが重要となる
→様々な制約下で、効果的かつ効率的なプロジェクトの進め方を身に付ける
現在は多くの会社で対面での打ち合わせや協議の機会が減少し、プロジェクトがスムーズに進まなくなったと感じている担当者の方々も多いのではないでしょうか。
本セミナーのベースとなった弊著「先行開示事例から学び取る IFRS導入プロジェクトの実務」を書いた頃は、私もこのような状況になるとは想定もしていませんでした。
まさに、このような状況下でこそ、「ゴール逆算方式」でプロジェクトを進めることの重要性は高まっています。
本セミナーや弊著が少しでも皆さまの業務負担やストレスの軽減のお役に立てば、本当に嬉しく思います。
なお、本セミナーの受講者には「先行開示事例から学び取る IFRS導入プロジェクトの実務」(中央経済社)が主催者から無料で進呈されます。