IASBからのれんの会計処理に関するDPが公表-のれん非償却を維持へ
3月19日、IASBからのれんの会計処理に関するディスカッション・ペーパー(DP)が公表されました。 昨年12月15日の投稿で、「のれん償却に賛成という声は、私が書いた当時(2018年9月)より増加している印象ですが、現…
3月19日、IASBからのれんの会計処理に関するディスカッション・ペーパー(DP)が公表されました。 昨年12月15日の投稿で、「のれん償却に賛成という声は、私が書いた当時(2018年9月)より増加している印象ですが、現…
昨日12月14日付けの日経新聞で、IFRSでのれん定期償却の導入論が熱を帯びている、という旨の記事が掲載されています。 のれんの償却についての私見は、以前に「IFRSで、のれんが償却になる可能性は?」でも書きました。 た…
12月12日、金融庁は「企業内容等の開示に関する内閣府令」の改正案を公表しました。 IFRS任意適用の拡大促進の観点から、指定国際会計基準を適用する企業の開示負担の軽減等を図るため、企業内容等の開示に関する内閣府令につい…
収益認識に関する会計基準(以下、「収益認識基準」という)は、国内外の企業間における財務諸表の比較可能性の観点からIFRS第15号をベースに作成されていますので、両基準の内容は概ね一致しています。 一方で、我が国の実務上へ…
以前アップした2018年6月末のIFRS適用状況から1年が経ったのを機に、2019年6月末時点のIFRS適用状況などをまとめてみました。 (2020年9月9日追記:2020年6月末時点のIFRS適用状況を更新しました。よ…
いまさら感、満載のエントリーです(笑) 先日、IFRS導入支援先のお客様と話をしていた際に、「先生はイファースって読まれるんですね」と言われました。 International Financial Reporting S…
本日3月8日の日経新聞一面で、日本基準においてもIFRSと同様にリース取引がオンバランス処理される旨の記事が掲載されています。 現行の日本基準ではリースはファイナンス・リースとオペレーティング・リースに大別され、オペレー…
拙著「先行開示事例から学び取る IFRS導入プロジェクトの実務」にも記載していますように、プロジェクトの現場やセミナーで、「IFRSを適用した場合には、従来の日本基準に基づく試算表や連結財務諸表を作成する必要はないのです…
私は2015年に出版した書籍に「IFRS導入プロジェクトのスタートからIFRS移行日まで3年から5年程度かかる(つまり、スタートからIFRS報告日までは5年から7年程度は見ておく必要がある)」と書きました。 当時はまだ先…
9月14日(金)の日経1面に、IFRSにおいて、のれん償却の実施を検討する旨の記事が掲載されました。 当該記事を読んで、「IFRSでものれんを償却することになるのか」、「IFRSに変更するメリットが薄れるのではないか」な…