IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の解説記事を寄稿しました

月刊「企業実務」2025年4月号(日本実業出版社)に、「「営業利益」のルール統一 国際会計基準(IFRS)の新ルールを確認しよう」というテーマで、IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」の解説を中心に寄稿させていただきました。

IFRS第18号「財務諸表における表示及び開示」は、2027年1月1日以後開始する事業年度から適用となります。私が関与している上場企業へのIFRS導入支援の現場でも、当該基準の適用に向けて現在は準備の真っ只中です。

一方で、「企業実務」は主に中小企業の経営者や経理担当者を想定した書籍であるため、当初このテーマでお話をいただいた際には、中小企業に浸透していないIFRSをどのように読者に伝えればよいか頭を悩ませました。

我が国ではIFRSは任意適用であり、実務上の影響を受ける企業は限られます。

しかし、近年の我が国の会計基準はIFRSの影響を受けて開発されているといっても過言ではないため、上場企業はもちろん、中小企業であってもIFRSの知識や考え方、今後の方向性を知っておくことは非常に有用であると考え、できるだけ分かりやすく文書化することを意識しました。

結果的に、担当者の方からも「中小企業の実務担当者にIFRSを解説するという無理筋とも思える企画だったが、おかげで「企業実務」の誌面に違和感のない記事になった」というお言葉をいただきました。

我が国の損益計算書を中心とした現状の開示がどのような問題点を抱え、それを改善するためにどういう方向に変わろうとしているのか。

自社がIFRSを適用しているか否かにかかわらず、興味のある方はぜひご一読していただければと思います。