英国FRCがIFRS15号「顧客との契約から生じる収益」開示例の総括レポートを公表

英国FRC(Financial Reporting Council:財務報告評議会)から、IFRS15号「顧客との契約から生じる収益」の開示例を総括したレポートが公表されています。

論点ごとの実際の開示事例をもとに、「Examples of better disclosure」(より良い開示例)と「Examples of inadequate disclosure」(不十分な開示例)を取り上げるとともに、それぞれについてどこが良かったのか、どこが不十分だったのかというポイントまで明示してくれています。

収益認識に関する会計基準はある程度理解できても、開示面についてはまだまだ先行適用事例も少なく頭を抱えている経理担当者も多いと思います。

これからIFRS適用予定の会社はもちろんですが、日本基準における収益認識に関する会計基準を導入する際の開示の検討にも役に立つレポートだと思いますので、興味のある方はご参考ください。
(なお、英国FRC作成のため全文英語です。あしからず。)