2025年の振り返りと感謝

一年の締めくくりにあたり、日頃お仕事をご一緒させていただいている皆さま、そしていつも投稿をご覧いただいている読者の皆さまへ、心より御礼申し上げます。

2025年は私自身にとって「広がり」を強く実感した一年でした。

個別のコンサルティング業務に加え、セミナー登壇や専門誌への寄稿など、情報発信の機会が例年以上に増え、多くの方々と接点を持たせていただくことができました。

日頃の実務経験を言葉としてお伝えすることで、自分自身の思考も一段深まったように感じています。

また、支援内容についても、IFRSや開示、管理会計といった従来の枠にとどまらず、経営全般の意思決定支援や、マーケティング、価格戦略といった領域まで踏み込んだご相談をいただく機会が増えました。

数字を整えること自体が目的ではなく、数字を使ってどう経営を前に進めるか。

私が大事だと思う、その本質的な部分を一緒に考える時間が増えたことは、私にとって大きな喜びです。

一方で、昨年と同様、ありがたいことにご相談が重なり、タイミングによっては新規のご依頼をお受けできなかったこともありました。大変心苦しくはありますが、中途半端な関与になるくらいであればお引き受けしないという判断は、これからも変わらないと思います。

私が独立した当初から大切にしているのは、規模や件数を追うことではなく、「この人に、この会社に、いま何が必要か」を真剣に考え、伴走する支援です。

その姿勢は、年数を重ねた今も、むしろ強くなっているように感じます。

来年も、一社一社、一人ひとりとのご縁を大切にしながら、公認会計士吉岡博樹に依頼して本当に良かったと思っていただける仕事を積み重ねていきたいと考えています。

本年も一年、本当にありがとうございました。

皆さま、良いお年をお迎えください。

公認会計士
吉岡博樹